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少林寺拳法は1947年日本において宗道臣が創始した人作りの行です。自分の身体と心を養いながら、他人と共に援け合い、幸せに生きる事を説く「教え』と、自信の成長を実感し、パートナーと共に上達を楽しむ『技法』、そして、その教えと技法を遊離させず、相乗的なスパイラルとして機能させる『教育システム』が一体となっています。人間は生まれながらに、どのようにも成長して行ける可能性を秘めています。少林寺拳法は、その可能性を信じて自分高め続けられる人、周囲の人々と協力して物心両面に渡って豊かな社会を築く為に行動出来る人を育てています。

 

 

 

昭和の初期、満州国(当時)に渡られた宗道臣先生は敵地における敗戦国民の悲惨な状況を体験され法律も軍事も政治の在り方も、その立場に立つ人の人格や考え方の如何によって大きな差が出る事を発見され、人、人、人すべては人の質に有る全てのものが人によって行なわれるとすれば真の平和の達成は慈悲心と勇気と正義感の強い人間を一人でも多く作る以外にないと気付かれ自らが学んだ各種の拳技を整理再編し理論の裏付けを行ない伝道を始められたのである。これは一般の武術とは本質を異にし相手を倒し、勝つ事を目的とせず己に克ち、心と体を整えて、技術を楽しみながら上達を図ると言う特殊なものであり、護身練胆、精神修養、健康増進の三徳を兼ね備えた法である。この法を修行する事により不屈の精神力と金剛の肉体を同時に錬成出来且つ自信と勇気を持つ事が出来るのである。

 

少林寺拳法とは

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